2017年の手帳は「ESダイアリー」きみに決めた!

そろそろ、来年の手帳が出揃う時期になってきました。
今年は、ニトムズとgood design companyが手がけるブランドSTALOGYの「エディターズシリーズ 365デイズノート」を使っていました。

デザインは気に入っていたのですが、やっぱりちゃんとした月間カレンダーがほしいなと思い、次の手帳は

・月間カレンダー+たくさん書ける方眼ノート

形式の手帳という条件で探し、最終的にエイ出版社の「ESダイアリー」を購入しました。 

 見た目はかなりシンプルです。ビニールカバーはさらさらとした手触り。

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マンスリーはページいっぱいに枠が広がっていて、フリースペースは少ないものの、たくさんかけそうな感じ。また「糸かがり製本」のため、どのページもパタッと気持ちよく開きます。
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残りはほぼ方眼ノート。日付を書く欄があります。優しい色合いの
王子製紙の上質紙「OKシュークリーム」。裏写りはペンとの相性によってはそれなりにあるみたいなので、要研究です。

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途中で間が空いたりしてもあまり気にせず使えそうです。
11月始まりなのでまだ本格的に使い始めてはいませんが、
来年はこの手帳とつきあっていこうと思います。

ちなみに、最後まで迷っていたのは以下の2つ。 

MDノートダイアリーは毎年気になっているんですが、1日1ページの余白部分が私にはうまく使えそうにないので、今年も断念。方眼タイプも出してくれれば……。

 

 マンスリー+ノートという意味では一番イメージに近い商品だったのですが、表紙の主張が強く、別にカバーをつけるとそれなりに重くなりそうだったので、こちらも断念。マンスリー部分はとっても使いやすそうでした。


予備知識なしで楽しめる、2015年公開映画ベスト5

2015年は久々に月1回以上のペースで映画館に足を運んだ1年でした。
世間的にも映画が何かと盛り上がった年だったような気がします。

それはスター・ウォーズを始め
人気シリーズの新作が多数公開されたことも一因だと思いますが、
シリーズ物の評価は一連の作品に関する経験に左右されてしまうので、
それ以外で面白く、予備知識なしで楽しめるベスト5をメモしておきます。

5位「セッション」

監督・脚本のデミアン・チャゼルはまだ30歳。2012年にこの脚本がハリウッドのブラックリスト(映画化が実現していない優秀な脚本リスト)に掲載された時はまだ20代。それから資金集めのために短編を制作して映画祭に出品し、その結果見事に映画化され、アカデミー賞にも5部門にノミネートされた。子どもの頃からの映画制作という夢を叶えた、その過程も映画的です。描きたいものが伝わってくる良作でした。こういう若い監督が認められて、新しい原動力になっていくのは業界全体にとってもいいことだと思います。

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4位「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

第二次世界大戦下のイギリスで、ドイツ軍の使用した暗号エニグマに挑んだ天才数学者、アラン・チューリングの伝記をもとにした作品。恥ずかしながらチューリングのことは教科書レベルの知識しかありませんでした。かなり脚色が入っているとは思うけれど、よく知らない人間にとっては、このくらい分かりやすくしてもらった方が入りやすいです。コンピュータの祖と言われる、これほどまでの天才の功績が、つい最近に至るまでほぼ知られていなかったことに、改めて驚愕を覚えました。

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3
位「チャッピー」
 
9地区を観たとき、ものすごくセンスと、バランス感覚に優れた監督だと思いました。映画全体のクオリティの高さもさることながら、鋭い社会風刺的なメッセージを内包しながら、あくまで主体は娯楽であるというスタンスがとても好ましく感じられるのです。チャッピーもまさしくそういう映画です。格差社会への痛烈な批判と見ることもできるし、あるいはロボットと人間が心を通わせる様を描いたハートウォーミングな作品と見ることもできます。SF好きにもロボット好きにも、社会派好きにも楽しめる映画ではないかと思います。

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2位「アメリカン・スナイパー

実在の人物を描いた作品はイミテーション・ゲームに続き2本目。ネイビー・シールズに在籍した伝説のスナイパー、クリス・カイルの半生を描く。当初はデヴィッド・O・ラッセル、次にはスピルバーグが監督をするという話がありましたが、最終的に監督を務めたのはクリント・イーストウッドでした。イーストウッド作品としては、初めてのIMAXドルビーアトモス作品となりましたが、映像としても非常に美しく、静寂で、繊細なバランスの上になり立った作品でした。85歳にしてなお、自身の記録を塗り替える作品が作れるというのは本当にすごいことですね。

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1位「キングスマン

この作品を1位に挙げるのは迷いましたが、いい意味で予想を裏切られた作品で、間違いなく一番笑った作品でした。同監督の「キック・アス」のときは、設定やキャラクターはいいのに、何か一つ物足りず、もっと破天荒にやってもいいんじゃないかと感じていました。その記憶があったので、この作品も似たようなものかと思っていたのですが、いい意味で期待を裏切られました。クロエ・グレース・モレッツが演じたヒットガールのアクションシーンの更に上を行く、コリン・ファース渾身のキレッキレのアクションを、何度でも堪能したくなりますよ。

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Editor’s Series 365Days Notebookを使ってみた感想

 

手帳というものはなぜか10月から始まることが多く、
昨年の手帳の10月〜12月のページは
みんなどうしているのだろう、と気になります。

 

色々悩んだ末、来年の手帳は、
ニトムズの「STALOGY エディターズシリーズ 365デイズノート」に決めました。
今まで最もリピートした手帳はほぼ日手帳でしたが、
書く頻度にむらがあるので、
空白のページが沢山できてしまうのが勿体なく、
1日のページ数に左右されないという点で惹かれました。 

ニトムズ ノート STALOGY 365Days Notebook A6 S4103

ニトムズ ノート STALOGY 365Days Notebook A6 S4103

 

 

名前の通り、手帳というより日記なので、
グリーティングライフ「カスタムダイアリーステッカーズ」を貼って使っています。
ニトムズからもカレンダーシールは出ていますが、
自分で記入する必要のないこちらを採用しました。
年間のミニカレンダーや、ポケットになるシールも入っていて、なかなか気が利いています。

グリーティングライフ カスタムダイアリー 2016年手帳 マンスリー A6 CD-505-HT

グリーティングライフ カスタムダイアリー 2016年手帳 マンスリー A6 CD-505-HT

 

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10月後半から使い始めてしばらく経ったので、
自分なりに気づいたところをまとめます。

 

■よかったところ
・コンパクトで持ち運びやすい。
・シンプルで美しいけど、カスタマイズも楽しそう。
・書きたいときに書きたいだけ書ける。
・裏写りも気にならない。

■あまりよくなかったところ
・日付をマーク小さいので目が悪いとちょっとつらい。
・時間軸が、8:00から21:00までしかないので、夜の用事が多い場合は不便。
・シール式のカレンダーだと、月間スケジュール表の書く面積が小さい。
 1日予定2つくらいが限度か。

若干の使いづらさは感じながらも、
自分の好きなように使えるところは何よりの魅力なので
今年はこれを使い続けようと思います。

2ページ1月のカレンダーシールが出てくれたら、
ほぼ申し分ないのだけれど。
もしくは、MDノートダイアリーに
方眼版が出てくれたら……。

 

 

ジュラシック・ワールドの世界で人間は賢くなってはならない

先日映画館で「ジュラシック・ワールド」を見てきました。
正直なところ、すごく見たくて行った訳ではなく大きな期待はしていませんでしたが、それなりに楽しめました。

ただ、もし自分がこの映画を楽しみにしていて、
高い完成度を求めて行ったのならば、満足はできなかったと思います。
なぜなら、ご都合主義過ぎるストーリーに、入り込むことができなかったからです。

以下、物語の核心には触れないつもりですが、まっさらな状態でこれから映画を見たい人は読まないことをおすすめします。

まずよかった点は、今回の舞台が、実際に客がたくさん入ったテーマパークだというところ。ジュラシック・パークは開演前に起こった悲劇でしたが、やはり、人が大勢いるパークで恐竜が暴れるところを誰もが見てみたいと思っていたのではないでしょうか。

そして、シリーズのファンではなくても気づくほど、
ジュラシック・パークへのオマージュが散りばめられていること。
1作目の公開は22年。子どもがすっかり大人になるだけの月日が作中でも流れているのはなかなか感慨深いものがあります。

 

そんな良い点がありながらこの作品を残念に思うのは、
全てのことが恐竜が起こす脅威のためにうまく運びすぎ、
また、人間が愚か過ぎるというところです。

ジュラシック・パークから22年後の世界の人間は、
恐竜に驚くほど雑多な遺伝子を掛け合わせる知性を持ちながら、
何一つリスクマネジメントについて学んでいないようです。
序盤に経営の話が多く出てきますが、年間1千万人の観光客が訪れスポンサーもついているとはいえ、あれだけの島と設備、肉食獣を含めた数多くの恐竜を管理し、とてつもなくかかるだろう餌代が賄えるというリアリティを感じることは難しいです。

時間になれば、セキュリティなど全く働いてなかったのではないかと思えるくらいに最新設備は安々と破られます。主人公グループには、強力な恐竜の爪はいつも届かないが、当然そうでない人たちはぞんざいに殺されてしまいます。いざとなればスピリチュアル傾向のある主人公は、目と目で恐竜と会話することができます。

最初は、ちょっとこれはあまりにも……と思っていましたが、
だんだん、あまりに何もかも都合が良すぎて、おかしくなってきました。
そういう楽しみ方はできるけれども、それでよかったのだろうか?

恐竜に合わせれば、人間側の現実性が犠牲になる。
それは、共存しえなかった二種の生物を同じ世界に
閉じ込めるための、必然なのかもしれません。 

サラリーマン人生で役に立つ、たった1つのシンプルなアドバイス


会社員でいると、望むと望まないに関わらず、

いろんなアドバイス、あるいは小言や説教を聞かされることがよくある。
先日電車で、ベテランっぽい女性が若い男性に
「とにかくなんでもいいから本を読め」という話を
延々と繰り返しているところに遭遇し、
少し男性が気の毒になった。

 

自分も会社に入ったばかりの頃は、
色々なことを言われた気がするが、
そのほとんどは忘れてしまった。
それが役に立たない内容だったというよりは、
自分で経験し、たどり着いた結論ではないと、
結局のところ本当のことにはならないのだ。

 

ただ、その中で唯一その通りだなあと今でも思う先輩の一言がある。
それは、
「自分のことを守れるのは、自分だけだ」
という言葉だ。

 

これは当たり前のようでいて、重要な事実だと思う。
どんなにいい組織で良好な人間関係の中にあったとしても、
当人の負担がどれだけ大きいかということは、
案外他人には分からないものだ。
全く普通に働いていると思っていた同僚が、ある日突然、
心身のバランスを崩し出社できなくなるということもある。

 

真面目な人間ほど周りに迷惑をかけないために、
多少無理してでもがんばろうと思ってしまうのだろうが、
それで糸が切れてまったら、
結果的には、大きな穴をあけることになってしまうし、
一度切れたところはまた切れやすくなることが多い。

 

それよりは、周りにどう思われようと、
自分の状態を把握し、必要なときにはしっかり休んだ方が
トータルでは得の方が大きいと思う。

 

つまり何が言いたいかというと、
迷える新入社員のみなさんには、周りの言うことに
過剰に惑わされず、自分を守りながら、
適度に頑張って欲しいということなのだ。